HCG1260.0の感動!!! ― 2009/08/28 18:07
今日からここで、45歳9ヶ月からの妊婦日記を書き始めます。
どうぞよろしくお願いいたします(^-^)。
・・・・・・・・・・・・
その日がとうとう訪れました。
「・・・さん ROOM3へ入ってください」
といわれて入った部屋で、パソコンの画面に今日の血液検査の結果が表示されていました。
医師が来る前に私は必死でその結果を覗き込み、
EP2 362
HCG 1260.0
を自分で確認しました。
1260!!!
やったー、今度こそ。
前回は、
「HCG0.6で陽性反応ですが、残念ながらこの数値では妊娠にはいたりません。30以上ないと妊娠状態は維持できないのです」
と説明を受けました。
その値が、今回は1260.0って、そんなに高くまでなるものなの???
と思って食い入るように見ているところへ医師が登場。
検査結果を見た後、慎重に名前を確認してから
「おめでとう、今回は妊娠していますよ。良かったですね~」
そのご、決まったように注意書きを渡され、お決まりの説明をしてくださったけどほとんどまじめに聞いておらず、やっと成功したという安心感で頭の中は一杯になっていました。
しかし、現実に引き戻されました。
「45歳という年齢ですから、4割のかたが流産されているのが現実です。まだまだ安心しないで、この先は長いですよ」
4割が流産、6割しかこの赤ちゃんに会うことができない。
3人に1人はこの先もっとつらい目に遭うんだ。
なんとしても、授かったこの命この手で抱きしめたい!
やっと少し正気に戻って、恐る恐る尋ねてみました。
「どうやったら4割にならなくて、赤ちゃんをお腹でしっかり育てることができますか?」
「それはね、もうすでに受精卵のDNAで決まっているの、でも私たちには今の段階では解らないだけ」
これまた、頼りにならないお答えです。
・・・
こんなやりとりで、この感動の診察は終了しました。
迎えに来てくれた夫に話したところ、
「そうか、まだまだこれからだな」
と、まるで「勝って兜の緒を締めて」いるような言葉を自分に言い聞かせているようでした。
治療中、うまくいったら買おうと密かに決めていた「御影高杉」のケーキを買って、本屋さんに直行し「初めてのたまごクラブ」を購入。
夫の、「まだそんなもん早すぎるだろう」と言う言葉を軽く聞き流して早速帰りの車中から読んでみました。
あ~、これからいったいどんな日々が始まるのだろう。
不安だらけだけど、未来が開けてきたので楽しくてたまらない♪
実家の母に電話したら、日帰りバスツアーのバスの中だったのでうまく伝わらず、メールでお知らせ。
こんなこともあろうかと、一昨日から買って取っておいた鯛を塩焼きにして夕食にいただきました。
ありがとう、神様仏様。
どうぞ、これからも温かく見守ってください。
合掌
コメント
_ (未記入) ― 2009/10/26 18:40
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どうかお体を大切にしてげんきな赤ちゃんを産んでください。