三回忌 ― 2018/04/05 13:58
こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。
姫が入学式の直後、旅立った父の三回忌をしました。
お寺も桜が満開でした。
二泊で岡山に帰り、久々に母のご飯を食べました。
本当に美味しいご飯を作って食べさせてくれるのだけど、このところ母の味付けが濃い
私が出産後の病院食や、さらには癌を経験してから減塩食に取り組んだせいもあり現在はごくごく薄味で、サラダには何もかけずに食べたり、野菜スープは味付けをしないで飲んだりするせいで、甘い、辛いをはっきり味付る母の料理は少々苦手になってきました。
母が、こんなに小食になっても痩せないで太っているのは、砂糖の使用量が多いからでは？とも思うようになりました。
健康のために、キウィやグレープフルーツを食べていたり、もち麦雑炊を作ったり、大豆サラダを食べたりと、それなりに工夫はしているようですが。
岡山からの帰り道、駅まで乗ったバスの中に財布を置き忘れてきてしまいました！
バス代を出して握った後、暑いので脱いだ上着を先に鞄にしまってから財布を入れようとしてチョンと置いたままになってしまったようです。
新幹線に乗ってから気付きました。
バッグを見て、すぐに、しまった、またやった、と。
実は、2月に一人で滋賀県を旅した時も、近江バスの中に置き忘れてしまい、その時はすぐにバス会社に連絡したら直接運転手さんと無線で聞いてくれて見つかりました。田舎のバスだから戻ってきたんだな、と思ったけど、今回は乗っていたお客さんも多かったし、もう無理かな、と思ったけどちゃんと見つけてくれました。
日本の地方のバスって、すごいな！まだまだ日本人捨てたもんじゃない。帰ってくると信じて待つことも大事ですね。ありがとうございます！
2月のなかば、インフルエンザの姫の看病で疲れて気持ちが滅入ってしまったので、思い切ってダーリンに頼んで一人旅をしました。一泊で、新快速に乗って長浜まで行き、最初は盆梅展
盆梅というから、小さな盆栽の梅かと思ったら、背丈よりも大きな梅ばかりで、古木、老木の100年以上のものもあり、それはそれは見応えのあるものでした。
電車を乗り継ぎ、彦根城のお雛様も見に行きました。
お城の中庭では、ひこにゃんがパフォーマンスを披露中
魚を持ってゆっくりした動きで踊ってました。
その日は、能登川駅前のホテルに一泊
朝から降っていた雪が、ほんのり積もって雪化粧
なにより、この日は羽生結弦選手が金メダル、宇野ショウマ君が銅メダルを取った日で、近くのスーパーでスパークリングワインを買い込んで部屋のテレビを見ながらひとりでお祝いをしました！ フリーの演技は、長浜駅近くの大きなテレビで生で見ることが出来、それもラッキー！
なのに、バスで近江のお雛様も見に行こうとして乗ったバスが、なかなか動かないので、もう明日にしようと思い直して下りてきたバスに、財布を忘れたのでした。
幸い、すぐに見つかったので本当に助かりました。
この時思ったこと、クレジットカードや銀行のキャッシュカードを別にしておいてよかった。財布が戻るまでの間もカードで買い物ができたし、もし戻ってこなくても銀行に行けばお金が下せる。やっぱりなんでもひとまとめにするのは危険なんだと再認識しました。
そんなわけで、一人旅のお宿のスタッフも大変親切に一緒になって財布の心配してくれるし、翌朝は雪を解かすための水の入ったペットボトルを入り口に並べて、ご自由にお使いください、と車の人が使えるように気配りしたり。
何よりも、朝食のおかずの豪華なこと
どれもこれも手作りらしいおかずが何十種類も並んでいて、どれを食べて、どれをあきらめるか悩みました(笑)
とても人柄の良い土地だなという気がしました。
朝食を済ませて、改めてバスでお雛様めぐり
近江の豪商の家に今も伝わるお雛様の数々
御殿雛から、段飾り雛まで、たくさんのお雛様が大切に守り継がれているのが解りました。とにかく古いので出したりしまったりが大変だと思います。
彦根城のお雛様は、明治時代以降のもので江戸時代のものはなく、数も少なかったけど、ここは違います。大小合わせて一体いくつあるの？というくらいすごい数でした。
そのお宅も保存状態がよく、素晴らしい建築にも目を見張りました。
さらに、近江八幡でも下車してさらにお雛様めぐり。
こちらも、豪邸にたくさんのお雛様。それも何軒も何軒も見て回れました。
朝ドラのロケにもなったようです。
こんなにたくさんのお雛様をまとめてみたのは初めて、大満足以上の時代のロマンみたいなものを感じました。このお雛様で遊んだ本当のお姫様たちの人生はどんなものだったのだろう、って思いを巡らせてしまって。
しかし、財布を置き忘れただけじゃなく、乗り継ぎの電車を反対方向に乗ってしまったりと今回は失敗続きでした。姫と一緒だと、あれこれあれこれ先読みして考えるけど、一人でふワーッと気楽になりたくて出かけた旅なので、気持ちを抜きすぎたのでしょうね。もう少し集中しないと、この年になると危ないです(笑)
大事なものも落としたけど、抱え込んでいた重たい厄介なものを下すことが出来て、とても気持ちが軽くなって帰路に着きました。
その後、リフレッシュして姫と向き合えたことはとてもよかったと思います。
プチ家出、なかなか良いものです。
それではまた、ごきげんよう(^-^)/
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