西條秀樹 永遠に ― 2018/05/18 09:52
こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。
おととい 西條秀樹が亡くなったというニュースが駆け巡っています。
愛を込めて、敢えて 秀樹 と書きますね♪
昨日、お昼 ”サラメシ”という番組をNHKで見ていたら、ニュース速報が流れ、その後臨時枠でニュースも。
夕方のニュースでは、NHKなのに ”バーモントカレー”のCMまで流れた。
ついに彼が亡くなった。
放心状態です。
ダーリンはニュースを聞いて、お花を買って来てくれました。
小学4年生の時だったと記憶しています。
それまでテレビか、少女漫画雑誌や、平凡、明星といったスター雑誌でしか見ることのできなかった大好きだった秀樹が岡山市民会館に来ることを知りました。
当時、そんなところに行って歌を聴くことなど想像もしていなかったのに、母がこっそりチケットを買って、着ていくための新品のセーターまで買ってくれました。真っ赤な丸襟、サクランボが付いたセーターのデザインは今も鮮明に覚えています。
当日二人で見に行きました。 兄がジェラシーしていたのも覚えています。
コンサートという物自体初めての経験だったので、電気に打たれたように二人とも体中ビリビリするくらいに刺激を受けました。
投げられたペンライトを持って、必死に手を振りこっちを見てもらおうと頑張ったら、なんとなく目が合ったような気がして不思議な気持ちがしました。
コンサートでペンライトを使ったのも、ドライアイスを出したのも秀樹が最初です。
テレビの中でしか会えない時代、恋焦がれていました。
周りの友達は、ひろみだ五郎だと言っていましたが、私は断然秀樹!
地方都市の岡山では早々生でお目にかかれる機会はありません。
大学生になり東京で一人暮らしを始めると、まず赤坂にあった秀樹のファンクラブを探しました。当時は「ザ・ベストテン」にせっせとリクエストハガキを送ったり、TBSやテレビ東京の歌番組の収録を見るための整理券を貰いに行き、テレビ局にも通いました。
何度も通っていると、追っかけの女の子たちと顔見知りになります。
これは相当お金持ちじゃないとできないことだなー、と知りました。タクシーで秀樹の載った白のベンツを追うのです。行先など解るはずもなく、どんだけの距離は知るのかもわからずタクシーに乗るのですから!
何度か途中まで連れて行ってもらったこともありましたが、いや、これ以上スターのプライバシーに踏み込むのはルール違反だろうと思い、やめました。
新高輪プリンスホテルができた当時、”飛天”という大きなホールでディナーショーが行われたときは、母も上京して一緒に見に行きました。この時、ファンクラブの方から特別に、秀樹に花束を渡す役をいただきました。もう感動して、タイミングを間違えてしまいましたが(笑)
その時買ったドレス、今も大切に持っていて、クルーズの時に着ています(爆)
球場でコンサートをしたのも秀樹が最初です。
当時、なんばにあった大阪球場。
何年通ったかなぁ。
そのころは仕事していて、もうしんどくてしんどくて毎日アップアップしていたけど、あと何日頑張れば秀樹に会える、と思うと頑張れました。
チケットは電話をかけまくり話し中に負けず1時間くらいかけ続けて、やっと買えるような時代でした。
でも、球場で思い切り飛んだり手を振ったりして一緒に歌ったり、クレーンで釣り上げられたり、車で目の前を走り回る秀樹と一瞬でも目があったと思うと、疲れもコリもすべて吹っ飛びました。母と二人、二人でフル充電できたことを実感して帰ってきました。
夏は大阪球場、冬は大阪厚生年金会館大ホールのコンサートに通いました。
そんな楽しいことが何年続いたでしょうか。
しばらくして大阪球場でのコンサートは終了してしまいました。
1年に一回くらいのコンサートになり、徐々にそれも減って行きました。
歌番組が少なくなり、新曲のペースも遅くなり、なんとなく歌謡曲というものが時代の周回遅れみたいな感じになって行き、秀樹に会う機会が減ってしまいました。
それでも、彼の歌は圧倒的に上手くて、声も素晴らしく、話しかけてくれるお話もとても楽しい方でした。ものすごく周りに気を遣う人だということも伝わっていました。
病気になり、リハビリで復活して何度も何度もくじけそうになっても、自分を叱咤激励して頑張っていたと聞きました。
そして、誰だったか彼を良く知る方がさっきテレビの中で
「もういい、充分だよ。僕は大丈夫だから」
献身的に支え続けてくれた家族に伝えたくて彼は逝ってしまったのではないか
そうかもしれない、と思った。それくらい心の温かい人だった。
愛する人を労わって。
素敵な秀樹のままで、アイドル時代のままの恰好良いお顔で旅だった
と小川知子さんがおっしゃいました。
秀樹の素敵な笑顔は私たちの中で永遠に生き続けています。
ありがとう秀樹。
これからも永遠に、空の上から私たちのことを見ていてくださいね。
そして、時々歌を聞かせてください。
ご冥福をお祈りします。
幸せでした。
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