こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。
どうしても私の中で収まりがつかないので、この場をお借りして気持ちを表現させてください。これをお読みになって、気分を害される方がいらっしゃるかもしれません。お前こそ何様だとお叱りを受けるかもしれません。大変申し訳ありませんが、先に謝っておきます。
以下は、私心です。
この度、大問題になっている日大アメフト部の事件。
これは「重大な反則行為」どころではなく、もはや「暴力事件」だと思います。
ゲーム直後の報道は、アメフトのことは良く知らないし、私がとやかく思ったり意見を言ったりする立場でもないので、ダーリンが色々説明してくれるのをなんとなく聞いていました。
ところが、連日ニュースで大きく取り上げられ、いつしかスポーツの問題というより、社会問題になってきました。
反則行為そのもののことは良くわかりません。
私がどうしても許せないのは、加害学生を学校関係者が一人も付き添うことなく記者会見などという場に立たせてしまったことです。
なぜ、学校が学生を守ってやらないのですか?
そんな学校に行きたいですか?
私はそんな学校に行きたいとは思わないし、自分の子供を行かせたいとは思いません。
日大は、学生を守るどころか、勇気ある学生の発言をあろうことか否定し、切り捨てる見解を発表しました。
学生を見捨てて、監督、コーチを守ったのです。
信じられません。
監督は、「弁解はしない、すべて自分の責任だ」と発言したにもかかわらず
学生の意見に対して、反論し、否定し、自分は潔白だと主張しました。
日大は、前途ある一人の学生より、二人の指導者を選んだのですね。
日大のホームページを見てみました。
「日本大学マインド」として
異文化及び異分野の多様な価値を受容し、地域社会、日本及び世界の中での自己の立ち位置や役割を認識し、説明することができる。
と掲げられています。
かの学生は、監督、コーチの価値を受容し、 自己の役割を認識し、己の間違いを日本及び世界に説明することが出来ました。
彼は立派です。
きちんと自分の言葉で説明し、最後まで自分の考えを述べ、そして、過ちを率直に反省している。
どうか、彼を守ってあげてください。彼のこれからの人生を、彼とかかわりのある人すべてで、全力で守ってあげてください。
私は、彼の勇気をたたえます。
あの場所で、あの発言をするためにどれほどしんどかったことか。
その結果起きたことについて、今、どんな気持ちでいるのか。
日大のホームページにはさらにこのような言葉もあります。
「日本社会の未来を切り開き、世界に貢献するための決め手は皆さんの強い信念と教育で得られる知識・教養です。そのために皆さんが充実した学生生活を送れるような魅力ある大学であり続けたいと努力してまいります。苦しいときこそ「元気・勇気・笑顔」を忘れずに前進してください」
この言葉通り、魅力ある大学であってください。
学生を切り捨てるようなことはしないでください。
また、柔道部の監督の言葉として、こんなことが紹介されています。
「指導者としての経験は長いが、最初の頃は部を強くしようという思いが立ちすぎて「厳しくすることが目的になっていた」ため、上手くいかなかった。
「叱っているうちに、だんだん自分の心まで本当の鬼になってしまうような…。何のために叱っているのか分からなくなり、選手たちも傷つけてしまった。そして、それでは強くならなかった」と当時を振り返る。やがて「俺の力で選手を育てる」という傲りがあったことに気づき、考えを変えた。」
柔道部の監督はすでに気づいたことが、アメフト部の監督はまだお気づきではないようです。
今回の事件について「強くなるために何でも有になってしまっていたのか。」
と解説する向きもありますが、私はそうではない、監督ご自身が目指していたことは
最初は勝つことだったかもしれないが、いつしかチームのことより、選手一人一人のことより、自分のことをお考えになっていたのでは?と思えてなりません。
その証拠が、昨日の会見で
「私は選手を見ていなかった。ボールを見てしまった」という言葉
選手一人一人を見ず結果だけ追おうとしていたことに現れていました。
残念です。
悲しいです。
どうか、日大関係者の皆様、一日も早く間違いを正して、相手の選手も、日大の選手も、日大の学生たちすべてが自ら考え、自ら学び、自ら道を開くことが出来るように、学内を整えてあげてください。
最後に、日本大学学長の言葉を引用します
「自主創造とは自ら考え、自ら学び、自ら道をひらく精神のことであり、積極的に社会に関わっていく活力ある人間を育てたいと考えております。こうした自立型人材を育成し、複雑な現代社会に対応していける斬新な発想のできる自由闊達な「学びの場」を提供することを常に心掛けております。」
そのために、日本大学学長を頂点とするすべての関係者の早急なご対応を心よりお願いいたします。
これではまた、ごきげんよう(^-^)/
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