ほどほどの良さ ― 2019/05/16 11:47
こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。
久し振りに、外に洗濯物を干しました!
冬の寒い時期は太陽が低いところを通るため、部屋の中までぽかぽかな日差しが入ってくるのでお部屋干しのほうがよく乾きます。お部屋の乾燥防止にもなり一挙両得。
少し暖かくなり始めると花粉、黄砂、PM2.5と洗濯物が汚れそうな要素がふわふわ
ここから毎日海を見ていると、明石大橋のかすみ具合で空気の透明度がとても良くわかります。天気が崩れそうとか、そろそろ回復するぞなんてことに加えて、今日は晴れているのに霞んでいるなー、と言う日はNHKのデータでチェックすると大抵PM2.5が濃くなっています。
そんなこんなで、半年くらい部屋干しにすっかり慣れてしまいましたが、ようやく梅雨入り前のこの時期、ドバーッと大きなものを広げることが出来ました。嬉しい(^-^)
部屋の中でもすぐに乾くのだけど、大きなものを広げる場所に苦労します。
シーツは計画的に順番に洗わねば。
ま、そういうことを考えるのも家事の楽しみの一つではありますが♪
最近つくづく思うようになってきたことは、何でもかんでも徹底的に洗いざらい、よりは、ほどほどに心地いい程度で納めることの良さです。
私は子供の時からずっと自分の気持ちを分かって欲しい、ちゃんと聞いて欲しいと思い続けていました。実家は商売をしていて朝から晩まで母は忙しくしていて、話を聞いてもらう時間などなかったから。
そのまま大人になって、一緒に仕事をしている間はまだよかったけど、店を畳んで私は外に働きに出、その後結婚して別々に暮らすようになりました。母は一人暮らし、こちらは家族との生活がどんどん大切になっていきます。
次第に、お互いにとって大切にするものが変わってきます。生活スタイルも、考え方も違って当たり前になってきます。
それでも、やっぱり母には自分のことを理解して欲しいと思い、ついついあれこれ話して気持ちを共有してもらおうとしていました。
ところが、子供時代からそもそも母はあまり私のことを理解していなかったにもかかわらず、本人は良く理解していると誤解しています。そのため、今になって違いを正そうとすると、どうしても言い争いになったり、気まずくなったりでお互いしんどい思いを何度もやりあって来ました。
私も、子育てをする中で自分の子供の成長を見る中で次第に親の気持ちも理解できるようになったり、あの時は私はこう思ったけど、親からしたらこういう気持ちだったのかも?と気づくこともだんだん出てきました。
そして、母は年老いてきます。
もう、昔のようななんでもカンでもスーパーウーマンの母ではなくなってきました。こちらが一歩下がって労わる存在になっています。
ようやく私も大人になって、本気で体当たりするような発言は避けて、意見が合いそうなことだけふわふわと話してお互い幸せな会話をして、意見が合わないときは
「そうねぇ」と相槌だけ打ってさらっと流すことが出来るようになりました。
初めのうち、無理しながらそういう状態を保っていたけど、いつの間にか戦わないほうが気が楽で、楽しい時間を沢山持てるのでそのほうがよっぽどいいんだということが解ってきました。
そう思うと、ダーリンとの会話も同じでした。
価値観なんて、100ある物事のうち10か15のトピックについて一致すればいいほうで、全部マッチするわけありません。うまく合うことだけ共有して、それ以外はお互い別々にやればいいことだと、そのほうがうまく行くと思いました。
そう思って過ごすようになると、母とも、ダーリンとも、楽しめる会話だけ共有して、そうでないときは、さっさと受け流して気持ちを動かさないようにしていると、相手も穏やかにいてくれるので、本音で戦うことはすっかりやめました。
そこそこの会話で、ほどほどの幸せな時間を沢山共有するほうが、本気の意見を戦わせてエネルギーを消耗するより、よほどいいです(^-^)
私も年取ったのかも(笑)
5/6夕食 ポークピカタ 春キャベツのグラタンなど

5/5 夕食 鰆のたたき、エビのさしみ 卵焼き 筍煮物など

5/2 夕食 鰆の刺身 新玉ねぎとスナップエンドウの炒めもの など

5/1 昼食 卵焼き、鮭の塩焼き、山菜のおひたし、みそ汁

長野県 昼神温泉の朝一で買った山葵の葉 白い花が咲いていました。

聞いてきたとおり、砂糖でもんで熱湯をかけて蓋をして2~3分でおひたしに
こちらは、名前を忘れてしまったけど、羽根つきの羽根みたいな形をした山菜でした

宿の夕食にも出てきて美味しかったので買って帰りました。
いずれも150円というお安さです(^-^)
令和元年5月1日のお祝いの鯛

日にちが解らないけど一人の昼食 赤ワインとベリーのパンは自分で焼いたもの

桜の柄付メロンパンは、自作 あとはセロリとスープ、コーヒーと言う超シンプル(笑)

今日のToDoが多くて必死もっしの日は、お昼に時間がかけられないから・・・
山葵のおひたしで作ったチャーハン

奥の煮物は、昼神温泉で買って来た干し大根と干しシイタケを炊いたものです。

海老とアボカドのサンドイッチ

最後に、ベランダのプランターに植えていた玉ねぎ
葉っぱが1m以上伸びちゃった先にネギ坊主が咲いたので、抜いてみたら、玉は細かった(笑)

それではまた、ごきげんよう(^-^)/
東の浅草、西の新開地 ― 2019/05/16 13:56
こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。
少し前のことですが、新開地ツアーに行ってきました。
神戸市、兵庫区にある商店街を中心とした地区
神戸開港当時からにぎわっていて、昭和初期には映画館や芝居小屋が立ち並ぶ関西屈指の歓楽街だったとか。

当時は、『東の浅草、西の新開地』と呼ばれていたそうです。
ダーリンが子供のころにもまだたくさんの映画館があって「ええとこ、ええとこ聚楽館」と言う宣伝文句に誘われて、よく映画を観に行っていたと言います。
そんな歴史を振り返るビデオを、街づくり記念館のようなところで見せていただきました。壁に貼ってあった、サインボード

さらに、ここは映画評論家の淀川長春さんの出身地でも有名で、彼のお蔭かチャールズチャップリンがここを訪れたこともあるそうです。
それを記念して建てられているモニュメントが

赤と青の間の空間に注目してみてください♪
昭和55年ごろ、次々と映画館や芝居小屋が閉鎖して、今ではボーリング場やパチンコ屋さんが立ち並んでいます。

ボーリング場になっている建物の名前に、その名残が
私が神戸に来た12年前は、このあたりはちょっと近づきたくないエリアでした。
すぐ隣は「柳原」という商店街で、はるか昔平清盛が福原遷都で都にした土地ですが、現在はいわゆる夜の街です。
新開地も入り口は立ち飲み屋さんなど、お世辞にも綺麗でおしゃれな神戸の雰囲気とは明らかに違う空気を漂わせていて、足を運んでみたいエリアではありませんでした。
その後、少しずつ再開発プロジェクトやこの街の良さを発掘するような動きがあり、さらに昨年定席の寄席「喜楽館」がオープンしました。大阪の天満「繁盛亭」に続いて、桂文枝師匠を中心とする上方落語の方々の努力が実った形です。

その落語を聞きに来たくて、このツアーに参加したわけです。
喜楽館の内部見学もさせてもらいました。
檜舞台

「喜」の額は、文枝師匠の書
楽屋はこんな感じ

舞台からは、二階席の手前に時計が二つ見えます

落語は、一人の持ち時間がきっちり決められているので、視線をそらしていてもいつでも時計が目に入るように掛けられているそうです。
赤いベレー帽の女性が、このツアーの案内人 西島陽子さん
この街を紹介するために大阪から移住してきた、新開地大好き女性です(^-^)
そんな彼女がおすすめしてくれた 「豚饅」のお店

神戸では、肉まんとは言いません。豚まんです。
なぜなら、肉=牛肉 豚は肉ではありません。そのため、豚饅。もし神戸で肉まんと言ったら、中身は牛肉のあんが入っていなければなりません。
それが掟です(笑)
さらに、このお店は豚まんにウスターソースをかけて食べます。
なぜダーリンが豚まんにウスターソースをかけるのか、ずっと謎でしたが、それがようやく解けました♪
この指標の左側は道路、右側は松竹の土地を表す石碑が道路に埋め込まれています。

古くからの歓楽街なので、古くからの飲食店も健在です。
ここは、日本で初めて焼き鳥をお店で出したと言われている老舗です。

喜楽館がオープンした当時、文枝師匠や鶴瓶師匠も来ていたとか
昭和の昔は、当時の大物落語家が通っていたというお話も聞きました。
昼食は、商店街の 「八喜為」で 串カツ、焼き魚、刺身、茶碗蒸しなどのセット


落語は、昼席を鑑賞
ハッキリ言って、中入前のほうが面白かったです。
必死のパッチを感じるからかな
また聞きに来たいです。こんなに近いんだもの
最後に、街のはずれの路地で見つけた看板

この街の雰囲気が雰囲気だけに、想像して笑えました!
・・・・
そして、一か月後の5/11
新開地音楽祭
が行われていたので、今度は姫と遊びに行きました。

街のあちこちにステージが作られて、素人っぽいバンドがジャズやポップス、懐メロを演奏していました。
湊川公園にはこどもひろばが作られていて、姫はもっぱら風船プールで遊びました。
が、この日あまりの暑さ(たぶん28度くらい)と日射で熱中症になりそうでしたので、早めに切り上げました。
その先にある東山商店街でお買い物も。
神戸の中心街に近いにもかかわらず、ここの物価は別世界と言うほど安くて大好きです。この日、イチゴの最安値は200円でした! スイカ1/6 ¥350を買ったら重かった

子供連れでも楽しく歩けるように生まれ変わった新開地、また行きたいです♪
それではまた、ごきげんよう(^-^)/
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