医師団の説明で決心2010/03/18 01:27

こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。

 17日の午後8時半になって医師団による説明を聞きました。
 手術の内容、リスク、メリット、デメリットなど一般的な説明を一通り聞いた後、今の私とベビーちゃんの状況について。

 入院して2週間経つもやはりしっかり育っている気配がない。
 今は動いているからいいけれど、この先動かなくなったときが問題。
 育ってこない理由がはっきりしないので、早く出して必要ならば治療したほうが良い。
 このまま置いておくことで脳や内臓に発達の遅れが出る可能性がある。

 などなどの観点から、早めに切手出したほうが良いので帝王切開を1週間以内に行うと。

 日取りの相談になった段階で、ダーリンが

 「僕は明日が休みなので、明日なら立ち会えるんですが明日は無理ですか?それを過ぎると来週の金曜日まで休めないのですが」

 Dr.「それもありですね」

 私「そんな、勝手に二人で決めないでください。そんな急に言われても心の準備が出来ないじゃない(汗;)」

 ということで一応金曜日の予定で手術室を予約することになり解散。

 ダーリンも、帰宅。

 一人になってからじっと医師団の話を思い返してみた。
 もう少し、34週か35週までおなかにおいておきたいと思った。
 そのころまでに肺がしっかり出来て呼吸が確実に出来るようになると聞いていたから。あと1週間か2週間。

 でも、それよりも発達に障害が出るかもという話のほうが怖かった。
 このまま1週間待つとしたらその間毎日毎日赤ちゃんがちゃんと動いてくれるか、ヒヤヒヤしながら待つことになる。その上、もし途中で動かなくなったとしたら、緊急手術になるほうが危険が大きい。

 そんなことを考えたら明日の手術も1週間先の手術も同じじゃないかと思えてきました。ダーリンに電話して確認したかったけどもう寝ちゃったのか、全然出ない。携帯も出ない、家の電話も出ない、熟睡のようなので仕方ないか、明日の朝早く電話しよう。もう私の覚悟は決まったのだから。

 そんなことを考えているときに看護師さんの巡回があったので、もう一度先生の話を確認しながら、「早いほうが良い?」って聞いたら

 「そのほうがいいと思いますよ」
 って言ってくれたので、
 「じゃ、明日の手術で段取りしてください」

 ってお願いしちゃいました。

 女は度胸!(笑)

 どうか、うまく行きまように。
 無事に生まれてくれますように。

 それではまた、ごきげんよう(^-^)/

出産しました!!!!!!!2010/03/18 23:06

こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。

 昨日の夜医師から説明を受けて、一旦は動揺したものよくよく考えたら早いほうが良いと納得できたので、すっきりきってもらうことにしました。

 朝から手術室を急遽段取りしてもらったので看護師さんたちは大忙しでしたが、みなさん楽しそうに準備してくださいました。それが私にとってはとても励みになりました。

 怖くもなく、先生にお任せして手術に臨みました。

 14:00~手術室に入り、脊椎麻酔に続いて帝王切開。

 手術室には小児科の先生も待機していてくださり、産科の医師団、麻酔科の医師団あわせて15人ほどが立ち会いました。

 切り始めて15分ほどしたら、

 「もうすぐ出ますよ、お尻が見えてます」

 「出ました、1544gの赤ちゃんです」

 しばらくして 「オギャー、オギャー」が二回聞こえました。

 「おめでとう(^-^)」という医師に

 「どっちですか?」と聞いたら

 「お姫さんですよ♪」と。

 女の子だー。

 体中真っ赤な赤ちゃんを見せられ、手をタッチしただけでそのまま小児科の医師によってNICUの保育器に運ばれました。

 それから、私は開腹して見つかった筋腫を切り取られ、その後縫い合わせてもらうのを延々と待ちました。その間1時間以上。

 前夜からの絶飲食でお腹が空いてたまらないので、貧血になりそうなくらい空腹に耐えていたら、

 「痛いですか?」って何度も聞かれました。
 痛かったらどうなるのよ、麻酔が切れたら痛いなんてもんじゃないでしょ、それにしてもまだぁ~?おなか空き過ぎて目が回るぅ。

 病室に戻ったときも顔が蒼かったそうですが、これは単なる空腹に寄るものです(笑)。

 家族はNICUに入る前のベビーに対面していますが私は明日までお預けだそうです。

 それではまた、ごきげんよう(^-^)/