45歳9ヶ月から初出産に挑む日記

こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。

今朝、NHKの朝の番組「あさイチ」で紹介された「絆」という歌があります。

虐待をしてしまうお母さんの心に訴える、虐待をされた子供のメッセージがつづられた歌でした。

▼このページの下のほうに出ています。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2010/12/07/01.html

聞いていて本当に悲しくなりました。

「叩かないで、怒らないで、お母さんが好きだから。良い子にするから」

というような歌です。
虐待を受けている子供は、大人からそのことを聞かれても自分の親に叩かれたとか、殴られたとか蹴られたとか言わないで隠すそうです。それはお母さんが好きだから。
どんなにひどい目に遭わされても自分のお母さんが好きだから。

そんな子供の気持ちは解る気がします。自分の子供時代の記憶から。でも、悲しい。そんなのあまりにも悲しすぎる。

虐待をしてしまうお母さんは、きっとまだ若くて自分の人生も思うようにならないから、子供が思うようにならないことに耐えられないんだ、と思っていました。私ぐらい年をとってくると、子供が自分の言うことを聞かないのは当たり前のことであって、言うことを聞かせようと言うことが私の身勝手、なんて思っているので泣こうが、ぐずろうがそれはそれで可愛く感じるのだけど。

主人は、それはお前が恵まれているから。
と言います。
世の中には年に関係なく、子育てするのに私ほど恵まれた環境にいる人ばかりではない、もっと苦労しながら子供を育てているから、子供と向き合う余裕が持てないのだと。様々な事情を抱えているから、単純な行動ではないと。

確かに、その通りかもしれません。私はお陰さまでミルクを買うお金に困ったことも、オムツが勿体なくて汚れているのを替えなかったこともありません。だから余裕を持って子供と向き合えていると言われればその通りでしょう。もし、この次のミルクを買うお金をどうやって工面しようかと思っていたら、まっすぐ子のこの顔を見られないかも。

そんなことを考えながら今日一日過ごしました。
姫を抱っこできる幸せをしみじみと感じながら。

ありがとう。

おやすみなさい。