吉本の芸人さんよりおもろい2012/10/29 23:48

こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。

昨日の日曜日は、神戸国際会館で開催された、

第19回QOL"輪唱"兵庫講演会に行ってきました。

  特別講演 『乳がんを美しく治す』 ~乳房再建の現状と新たな展開~
      佐竹利彦先生 (横浜市立大学付属市民総合医療センター 形成外科准教授)
   「乳がんの最近の話題」
      『乳がんホルモン療法について』              奥野敏隆先生(神戸アーバン乳腺クリニック)
      『化学療法と抗体療法、1+1は3になる?』       橋本隆先生(橋本クリニック)
      『骨転移に対する新しい薬について』            脇田和幸先生(茶屋町ブレストクリニック)
      『リンパ浮腫 ~こんな症状があればご相談を!~』  中村貴子さん(神鋼病院看護師)
 

という内容でした。
今回は、ダーリンに姫を見てもらって参加。

ここには載っていませんが、三人の乳がん経験者の方々のお話もありました。

切々と語られるお二人の話に、少しずつ自分もこの病気の現実味を感じてきました。

そして、三人目。
すごいだみ声で、まるではるな愛が出てきたのかと思いましたが、ご自身でも

「おかまが乳がんになったというお話ではありません」とおっしゃっていました。この最初の段階から、会場は笑いの渦。

本来、笑うコーナーではないはずなのですが、この方のお話、

周りの人に、あなたは絶対癌になるタイプじゃないと言われ、1000万円のがん保険を解約したら癌が見つかった、とか

診てもらった医師と執刀医が不倫をしている気配を感じたので、こんな医者は信用できないと思い別の医師に変わった、とか

とにかくおもろい。

下手な吉本のお笑い芸人さんよりよっぽどおもろいです。

来てよかった(笑)

本当は一週間毎日のお出かけで、少々疲れ気味。
雨は降るし、来週も同じように毎日つながってしまいそうなので、よほどやめようかと思ったんだけど、来てよかった。

そして、この方最終的に癌を切ってもらったのが、私が診てもらっている医師と同じだったので、ものすごく親近感を感じてしまいました。

なんか、ほっとしたような♪

後程ロビーでお見かけしたので、声をかけてみたら

「あの待合室、とんでもないやろ。今度待ってる間に一緒にお茶しようね」

って言ってくださいました。
楽しみです♪

お昼の休憩に、となりのポートピアホテルのバイキングいただきました。

ステーキや、サラダの種類も多く、さすがにホテルのバイキングだけのことはあります。

もっと落ち着いて食べたかったけど、午後からの部があるので早めに切り上げました。

午後からは、乳房再建のお話。

温存療法が始まった頃は、癌部分を取るだけとって残していたので、年数経過とともに変形したそうです。今では、同時に再建したり、あとから風船で膨らませて皮膚を柔らかくしてからシリコンや、自分の別の部位からとった脂肪を入れて再生手術が可能とか。


癌の治療自体もものすごくいろんなことが解明されていて、本当に医療の進歩には脱帽しますが、こんな風にただ病気が治るだけじゃなく、その後の生き方も含めた医療が行われていることに改めて感謝と驚きです。

しかし、二日続けて治療のことを聞くと、単に詳しくなっただけじゃなくてどんどん自分ががん患者であるという自覚を嫌でも促されてしまいます。

少しずつ、胸が重くなるような思い。

つらいときほど下を向かず上を向いてください、と経験者がおっしゃいました。肝に銘じておきます。

今日は、療育園をお休みしてゆっくり洗濯を4回も回し、掃除機もかけて、拭き掃除もして、すっきりしました。

明日からまた、病院回りなどあわただしくなります。

まだまだ、始まったばかり。

それではまた、ごきげんよう(^-^)/