卵子は老化する2012/02/14 22:28

こんにちは、泳げ鯛焼き君♪です。

今夜のNHK クローズアップ現代のテーマは、

産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~

でした。


確かに衝撃のテーマですね。

大方の女性は、30代でバリバリ仕事をしているのでまだ子供を持ちたくない。

でも、40代になってそろそろ子供を生んでおきたい、と思ったが意外と簡単に子供は出来ない。結婚していれば子供は普通に出来ると思っていたのに。

でも、あまりのんびりしていると期限切れになると困るので、ということで初めてクリニックを訪れてみて知らされる現実。

「卵子は年とともに老化しているんです。外見や体力は努力次第で若さを保つことが出来るけれど、卵子は年齢とともに確実に劣化します」

まさに、私がそうでした。

男性の精子はその都度作られるので、その時々の体力やストレスに影響されるだけで、年齢に関係なく新鮮だけれど、女性の卵子は生まれたときに全部持って生まれてくるので、それを少しずつ小出ししながら使っていくので、終わったときが閉経だし、体の中で毎年老化します。

というような説明を医師から受けて、

神様は何て不公平なことをされるのか

と嘆き悲しんだものです。

だから、世の中には80歳になっても子供を授かる男性はいるけど、45歳で出産した女性はニュースになり、有名になり、そして、様々な方法で子供を授かった女性のことを中傷する記事まで書かれる。80で子供を授かる男性は英雄のようにうらやましがられるのに。

男性が一般的に若い女性を求めるのは、種を残したいという本能からだと言うことも、医師が話していました。

そして、男性から見たら不妊はやっぱり女性の卵子が老化しているからだ、と納得してしまいます。でも、医師の話からすると、老化した卵子の影響だけでなく、新鮮であってもストレスや体の状態がよくない男性の精子だって原因としては充分に考えられるのに、自分には責任が無くて相手に責任を押し付けている、そんな言動が許せない!としばしば感じることがあります。


番組では、卵子が老化すると言う事実をほとんどの女性が知らないのは、そう言う教育をしてこなかったからだと言います。避妊や性感染症、家族計画という言葉では教えますが、受精そのものについて、妊娠についてなど真正面から教えることがないので、女性に限らず男性も社会もその事実を知らない。

そのために、いざ子供を持ちたいと思ったときには時間があまり残っていなかったり、時間切れになってしまっていた利する場合が多いということです。

確かに、この事実は社会全体でもっと認識するべきだとは思いますが、その事実を口にしたとたん、男性の女性に対する感情が今まで以上に

「年を取った女性の価値は低い」

という認識をさらに深めるだけだと言う気がしてなりません。

残念ですが、口にするかどうかは別として、ほぼ100%の男性が女性は若いうちが花で、30代以降の女性は価値が減っていると思っているとしか。


そんな愚痴を言っても仕方ないですね。

番組では、多くの女性が50歳まで子供は産めると考えているようで、40代になってから慌てて出産を考える人がいる、と指摘していました。また、45歳で出産した有名人がニュースになることで、45歳までは大丈夫と感じている人も多いとか。しかし、実際には30代で体外受精を受けた人の16.8%しか成功していなくて、40代になっては、8.1%だとありました。

40代にも、実際には前半と後半でさらに半分になると私のクリニックでは言われていたので、私は本当にすごい低い確率の中でラッキーを手に入れたのだと思います。

だから、この事実を知らないことで期限切れになるのは本当に残念です。折角子供を持つという可能性を使わずに終わらせるのは。

私もこの事実を知るまでは、結婚は40でも遅くないと思っていましたが、知ってからは周囲の女性たちに、子供が欲しいならどんどん早く結婚すべき、って話し続けています。

卵子老化

この現実と向き合って、子供を産むかどうかを含めて人生設計をして欲しい。

たとえ男性が女性をどう思おうと、女性は自分の体のことをちゃんと知って自分の可能性を広げてほしい。どんなに男性が偉そうにしようが、文句を言おうが、男性には産めないのだから。出産と授乳は女性だけに神様がくださったの特権です!

きっと今、今日この番組をご覧になった女性たち、今ものすごく揺れ動いているでしょうね。落ち着いて、ゆっくり考えてください。決して老化を嘆き悲しんだりしないでください。私たちのせいではないのだから。


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今日は朝から雨でしたね。

お弁当持って療育園に行ってきました。

普通火曜日は児童館なのですが、靴のインソールをオーダーで作ってもらうための採寸と整形のお医者さんの受診のためでした。

火曜日にしかないOT(作業療法)の先生がいらして、初めて受けました。

まぁ、おもちゃで遊びながら座ったり立ったり、歩いたりの様子を見るので、いつものPT(理学療法)の時間と大差はないのですが(笑)

給食は、半分以上食べたところで先生とタッチしましたが、先生からは食べなかった模様。ただし、先生といる時間もあまり泣き叫ばなくなって、段々慣れてきたようです。ステキ☆

給食は、里芋と人参とグリンピースの煮物、なすと春雨と豚肉のあんかけ、バナナでした。


今夜は、ダーリンは当直なので、二人でご飯食べてお風呂に入りました。

夕食には、塩麹だけで煮た鯖と玉ねぎと白ねぎにしてみました。

半分以上食べてくれたので美味しかったのでしょう♪

明日は、何もないのでちょっとゆっくりしよう。木曜日と金曜日はまた療育園なので。でも、金曜日はグランマが来ることになりました(^-^)/待ち遠しい♪

それではまた、ごきげんよう。